自己模試で評価する
TOEICでの評価を補完する目的で私は自己模試の受験をお勧めします。自己模試
とは、TOEICとまったく同じ形式の問題集を買ってきて、それを本番さながらに時
間を計りながらテストをするというものです。
私が自己模試をお勧めする理由は、TOEICスコアだけでは、評価しきれない部分
があるからです。TOEICで受験者にフィードバックされるスコアは、あくまでもリ
スニング、リーディングそしてトータルのスコアだけです。
たとえばリーディングのスコアが低かったとしても、それがPart5ができていなかたのか、
Part7が出来ていなかったのかは受験者にはわかりません。私たちにとって見ると、文法が
出来ていなかったのか、長文が出来ていなかったのかは、その後の対策に大きな
影響があるのですが、それはTOEICスコアからは読み取ることはできません。
しかし、自己模試であれば採点するのは自分ですから、Part5が悪かったのか、Part7
が悪かったのかは当然わかります。
★自己模試を行う上での注意点
自己模試を行うときに絶対気をつけないといけないことがあります。それは、
「時間を計って、それを厳守する」
ということです。
自己模試の場合、どうしてもここがルーズになりがちです。TOEICは時間との戦
いですので、時間を計らずにやると、自己模試をやる意味が半減します。必ずス
トップ・ウォッチを使って、120分ぴったりでやりましょう。
なお、自己模試に使う教材は
(1)TOEIC形式
(2)リスニング用CD-ROM付き
(3)解答用紙がマーク形式
の問題集であれば、どれを使っても良いかと思います。一応
私がお勧めする問題集を下にあげておきます。
TOEIC公式ガイド&問題集〈Vol.1〉

TOEIC公式ガイド&問題集〈Vol.2〉

「TOEICテストを運営・管理している Educational Testing Service が制作し
た、唯一のTOEICテスト公式ガイドブック」だそうです。つまり、TOEICで出題さ
れているのと、ほぼまったく同じ問題が掲載されているということになります。
まさに、模擬試験にもってこいの教材といえます。ただ、欠点は値段が若干高い
ことと、2冊しかないため、2回しか使えないということです。ここ一番の大勝負
の前に使うとよいでしょう。
TOEIC friends

こちらは、TOEIC受験者を支援するために設立されたというTOEIC Friends Clu
b(TFC)刊による隔月刊の問題集です。「本試験と同型式のTOEIC模擬問題200問を
フルセット毎号掲載、演習問題のリスニング部分を収録したオーディオCD付きで、
TOEICR受験の事前準備に完全対応。」だそうです。普段の自己模試にはこちらで
十分でしょう。
★分析を行う。
TOEICや自己模試を受けたあと、受けっぱなしではいけません。スコアが返ってきたら、スコアがあがった、下がっただけではなく、かならずスコア分析をして、
今までの自分の勉強方法が正しかったか?を評価する必要があります。
まずは自分のスコアをEXCELに入れて、グラフにしてみましょう。
基本は、
[受験日]
[Lスコア] - スコアシートの「SECTION I」にかかれている値。
[Rスコア] - スコアシートの「SECTION II」にかかれている値。
[Tスコア] - スコアシートの「TOTAL」にかかれている値。
[目標スコア]- 自分の目標。Tスコアにあたる。
の5項目です。
しかし、客観的にスコアを判断するために私は
[Lランク] - Lスコアと同封のスコア分布より記入
[Rランク] - Rスコアと同封のスコア分布より記入
[Tランク] - スコアシートの「RANK」にかかれている値。
も追加することをお勧めします。
(なお、IPで受けた場合は、ランクのところが出ませんので、一番最近に受けた
TOEICのスコア分布等を見てだいたいの値を記入しておくとよいでしょう。)
また、自己模試のほうはPartごとに棒グラフにするとよいでしょう。
このようにただの数字の羅列ではなく、視覚化することで自分の現在地をイメ
ージで捕らえやすくします。こうすることで、自分の弱点や傾向などが見えてく
るはずです。
分析は残念ながら一概にこうといったものは言えず、ケースに応じて自分で判
断するしかないのですが、主に以下のような観点で考えて見るとよいでしょう。
・スコア分布からの分析
- 自分のスコアは受験者全体から見てどのくらいのところにいるのか?
- 相対的に見て、リスニングとリーディングのどちらがどのくらい良かった
のか?または悪かったのか?
・目標との比較による分析
- 自分の目標に達成できているのか、いないのか?達成できていない場合に
はどのくらい達成できていないのか?
・過去○回分の傾向による分析
- 前回の結果と比較して、伸びた部分はどこなのか?どうして伸びたのか?
- 伸びていない部分はどこか?なぜ伸びなかったのか?今の自分に足りてい
ないものは何なのか?
上記に従った具体的な分析の例などは、TOEIC+300点への道Vol.20などを参考にしてみてください。
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